きみは ここに いるブログ / 施設・法人向け

幼児教室・学習塾で使う教材アプリの選び方

教材アプリは数多くありますが、教室で使うとなると「授業のどこに入るか」が決まらないと定着しません。選ぶ前に考えておくことを整理しました。

授業のどこで使うかを先に決める

教材アプリが使われなくなる最大の理由は、授業の流れに居場所がないことです。導入前に、次のどれとして使うかを決めておきます。

使う場面目的時間の目安
授業前のウォームアップ頭を切り替える・興味を引く5〜10分
単元の導入これから学ぶことのイメージを作る10分前後
授業後の定着クイズで確認する5〜10分
待ち時間・振替手が空いた子の受け皿可変

特に有効なのは導入です。地理や理科の単元に入る前に、実際の映像や地図を見ておくと、その後の説明が入りやすくなります。「日本地図の勉強」に入る前に、宇宙から自分の県まで降りてくる体験をしておくと、地図が抽象的な記号ではなくなります。

体験授業では「保護者に見せるもの」として機能するか

幼児教室では、体験授業に保護者が同席することが多くあります。このとき教材アプリは、子どもだけでなく保護者への説明材料にもなります。

見られるポイントは次のとおりです。

家庭でも同じものが無料で使える場合、体験後に案内できると、教室と家庭の学びがつながります。

複数教室に展開するときの注意

教室ごとに別々の教材を使っていると、講師が異動するたびに覚え直しが必要になります。同じものを全教室で使えれば、研修も一度で済みます。

契約面では、生徒数で課金される形は運用が重くなります。生徒数は月ごとに変動するため、報告や精算の手間が毎回発生します。教室単位の定額であれば、季節の増減を気にせず使えます。

タブレットが目的にならないように

教材アプリは、講師の代わりではありません。画面に任せきりにすると、子どもは受け身になり、教室の価値が薄まります。

効果が出るのは、講師が問いを足すときです。「なんで火星は赤いんだろう」「きみの県はどこ?」と一言挟むだけで、同じ画面が別の教材になります。選ぶときは、講師が問いを足す余地があるか——答えが一つに決まってしまうドリル型より、自由に見て回れるものの方が、その余地は大きくなります。

導入前に確認しておくこと

特に最後の点は見落とされがちです。個人利用は無料でも、教室での利用には契約が必要な製品は一般的です。規約を確認しておくと、後から問題になりません。

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