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保育で使う無料アプリの選び方|園で使うときの判断基準
無料のアプリはたくさんありますが、園で使うとなると家庭とは見るべき点が変わります。「なぜ無料なのか」まで含めて確認するのが、園としての判断です。
家庭で選ぶときと、園で選ぶときの違い
家庭なら、合わなければ消せば済みます。園は違います。不特定多数の子どもが同じ端末を使い、保護者への説明責任があるためです。見るべき点は次のように変わります。
| 観点 | 家庭 | 園 |
|---|---|---|
| 広告 | 気になれば消す | 内容を園が制御できない=説明できない |
| アカウント | 親が管理 | 共用端末で誰の記録か分からなくなる |
| インストール | 自由に入れられる | 管理者権限がなく入れられないことがある |
| 費用 | 自分で払う | 稟議・見積・請求書が必要 |
「なぜ無料なのか」を確認する
無料には理由があります。園として使う以上、その理由が説明できるかは重要です。よくある形は次の3つです。
- 広告で収益を得ている:子ども向けでも広告枠の内容は制御できません。園では避けたい形です
- データを収集して活用している:何を集めて誰に渡しているかを確認する必要があります
- 別の収益源がある:法人向けライセンスや有料版など、無料利用者以外から収益を得ている形。園にとっては最も説明しやすい形です
プライバシーポリシーが公開されていて、園の担当者が読んで理解できる内容かどうかも、判断材料になります。読みにくい、あるいは見つからない場合は避けたほうが無難です。
共用端末で使うなら、ここを見る
- ログインが要らないか:幼児が自分でログインするのは現実的ではありません
- 記録が端末内で完結するか:外部に送られないなら、退園時のデータ削除手続きも不要です
- ブラウザで開けるか:インストール不要なら、端末を入れ替えても設定し直す必要がありません
- オフラインで動くか:園のWi-Fiが弱い時間帯でも止まりません
試すときは「現場の職員が触れるか」で見る
本部や園長が良いと思っても、現場で使われなければ意味がありません。試用のときは、実際に子どもと関わる職員に触ってもらい、「どの時間に使うか思い浮かぶか」を確認してください。思い浮かばないものは、導入しても棚に戻ります。
無料で試せる期間がある場合は、1〜2週間ではなく、雨の日が何度か来る程度の期間を取ると、実際の使い方が見えてきます。
組織で使う場合は、無料でも規約を確認する
個人利用は無料でも、園・施設など組織での利用にはライセンス契約を求める製品は少なくありません(一般的な形です)。利用規約に「商用利用」「組織利用」の条項があるかを確認しておくと、後から問題になりません。
契約が必要な場合でも、園単位の定額で利用人数を数えなくてよい形なら、年度ごとの園児数の増減に合わせた手続きが発生せず、運用の負担は小さく済みます。
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