きみは ここに いるブログ / 施設・法人向け

園で子どものデータを扱うとき、確認すべきこと

園がアプリを導入するとき、いちばん答えにくいのが「そのアプリ、子どもの何を集めているんですか」という保護者からの質問です。事前に何を確認しておけばよいかを整理しました。

「集めていない」と「集めているが安全」は別物

個人情報の説明でまず区別したいのが、そもそも集めていないのか、集めているが適切に管理しているのか、という違いです。後者は管理体制の信頼に依存しますが、前者は漏れようがないという点で決定的に強い。園として説明する立場に立つと、この差は大きく効いてきます。

導入の検討時には、次を確認してください。

確認すること望ましい状態
アカウント登録不要(氏名・メールを入力させない)
位置情報使わない(GPSの許可を求めない)
学習・利用の記録端末内のみで完結し、外部に送信しない
広告・解析タグ入っていない(第三者に送信されない)
プライバシーポリシー公開されていて、園の担当者が読んで理解できる

共用端末では「誰の記録か」が問題になる

園のタブレットは複数の子どもが使います。個人アカウントで記録が紐づくタイプだと、次のような手間が生まれます。

記録が端末の中だけに残る設計であれば、これらはいずれも発生しません。端末を初期化すれば消える、というシンプルさは、運用上の安全にもつながります。

園内ネットワークの制限がある場合

通信先を制限している園では、導入前にどのドメインと通信するかを確認しておくと、後から「つながらない」と慌てずに済みます。提供元に通信先の一覧があるかを聞いてみてください。あわせて、次の点も確認しておくと安心です。

稟議に必要なものを、先に揃えておく

法人本部の決裁が必要な場合、口頭の説明だけでは通りません。次の書面があるかを、検討の早い段階で確認しておくと進みが速くなります。

これらが最初から公開されているサービスは、検討の手間そのものが小さくなります。問い合わせて資料を待つ時間も、導入コストの一部です。

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