きみは ここに いるブログ / 施設・法人向け

保育園のICT導入に使える補助金は?調べ方と申請の流れ

「補助金があるらしい」と聞いても、どこを見ればいいのか分かりにくいのがICT関連です。制度の探し方と、申請でつまずきやすいところを整理しました。

まず自治体の窓口を見る(国の制度は自治体経由が多い)

保育分野のICT補助は、国の事業を各自治体が実施要綱を定めて運用する形が一般的です。そのため、国のページだけを見ても自分の園が対象かは分かりません。確認の順序は次のとおりです。

  1. 市区町村の保育担当課のサイトで「ICT」「補助」を探す
  2. 見つからなければ都道府県のサイトを確認する
  3. それでも不明なら、担当課に電話で「今年度のICT関連の補助はあるか」と聞く

年度によって募集の有無や締切が変わります。年度初め(4〜6月)に募集が出ることが多いので、その時期に一度確認しておくと取りこぼしません。

対象になりやすい経費・なりにくい経費

制度により異なりますが、傾向としては次のように分かれます。実際の可否は必ず要綱で確認してください。

なりやすいなりにくい
業務システムの導入費、端末購入費、初期設定費、研修費毎月の利用料(ランニング)、消耗品、既存機器の更新のみ

ポイントは、「業務効率化」や「保育の質の向上」に紐づけて説明できるかです。単に「タブレットが欲しい」ではなく、何の業務がどう変わるのかを書けると通りやすくなります。

申請でつまずきやすいところ

見積書が間に合わない

申請には見積書が要ります。提供元が見積書・請求書の発行に対応しているか、法人名義で出せるかを、検討の早い段階で確認しておいてください。個人向けのアプリストア決済しかない製品は、この時点で候補から外れます。

導入効果を書けない

「どう良くなるか」を具体的に書く欄があります。次のように、before/after の形にすると書きやすくなります。

実績報告の写真・記録が残っていない

交付後に実績報告を求められることがあります。導入後の様子(活動の写真、使用記録)を、最初から残しておくと後が楽です。写真は子どもの顔が特定できない角度で撮っておくと、報告にも園だよりにも使えます。

補助金が取れなくても始められる形にしておく

補助金は年度単位で、確実に取れるとは限りません。補助が出なくても続けられる金額かを先に見ておくと、採択に振り回されずに済みます。

その意味で、初期費用がかからないもの、最低契約期間がないもの、途中でやめられるものは、補助金の有無に関わらず始めやすい選択肢です。まず無料で試せる期間があるなら、申請の前に現場で使ってみて、効果を実感してから書類を書くほうが、説得力のある申請書になります。

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